ブランクがある場合の復職の仕方(介護職編)

介護職で働いてきた経験が十分にある人でも、一度離職してブランクを作ってしまうと復職するのが心配になりがちです。一年程度であればそれほど気にならなくても、育児などで数年のブランクができると現場での勝手が変わってしまい、新しいことを覚えなければならなくなることがあります。そこで、復職に悩んだときには良い方法が2つあるのでご紹介します。

1つは以前と同じ仕事ができる職場を探して、パートで働き始めてみるという方法です。まずは現場に慣れるために、短時間の勤務で様子をみるようにし、もし合わないと感じたら他の仕事を探そうという気持ちを持つのが良いでしょう。ブランクOKの採用は、パートでは頻繁に行われているため、職場をゆっくりと吟味して介護職として返り咲きできる職場を見つけ出すことができるのではないでしょうか?

もう1つの方法は訪問介護の仕事を選ぶというものです。訪問介護の需要は高まる一方であり、人材が重宝されていて仕事を獲得しやすくなっています。しかし、1人で仕事をしなければならない場合が多いため、老人ホームなどの施設で働いてきた人は、すぐに仕事に馴染めないこともあります。しかし、訪問介護の事業所では、それを前提に置いて研修を行っているところも多いので、やる気があれば十分に活躍できるはずです。以前、介護職で働いてきた勘を取り戻すためには十分な研修を受けられるため、不安を解消して復職を果たすことも可能でしょう。

人材不足が叫ばれる介護職は、常勤でもパートでも募集があるため、自分に合った働き方を選んで、無理なく復職を叶えましょう。